入社説明事項(賃金・交通費・休日休暇・制服貸与・特典待遇)

採用面接の際に応募者は、仮に採用が決まった場合、会社の規約や条件・待遇面などがどうなっているか心配なものです。

これらをおおまかに説明する段階になった時、最低限説明しておかねばならないことを上げてみます。

≪入社説明事項≫

〈賃金規定〉

研修期間は3ヶ月

研修期間:パート社員…時給〇〇円です

正社員………個々に課せられた等級からの給与 ……となります。

 

研修スケジュールは 、オリエンテーションで合同教育を〇〇日を経て、各部署の実地研修で、技術的なものをマスターしていただきます。

個々のあいさつや、接客対応のレベルを計るステップアッププランがあります。

スタート時は全員マイナス点からのスタートです。

そのすべての項目が、低基準ポイント(0点)以上になるよう努力していただきます。

それが達成された時点で研修期間終了となり、本採用となります。

 

研修期間終了時点で、 最低基準ポイントをすべて0点を達成できない場合

・研修期間の延長

・本採用不可……となることもあります。

 

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ステップアッププランをクリアしたら、 各部署に個々の技術レベルを計るキャリアアッププランがあります。

キャリアアッププランのそれぞれの技能トレーニング項目ごとに、S~Dレベルにランク付けされます。そのランクが上がっていくよう、努力していただきます。

研修期間終了時、この結果を元に、スタート時からの給与(時給)が決まります。

 

本採用後も、このキャリアアッププランで自己の向上を計るのですが、年1回昇給月(4月)にこのキャリアアッププランを元に、〈人事考課査定表〉にて評価を受け昇給されます。

 

パート社員に限り (特殊技能手当てとして)

精肉部・鮮魚部・マネキン販売者は、……時給プラス50円増し

(土日祝日勤務の勤務日は)…………………時給プラス20円増し

(16時以降からの勤務者は)………………時給プラス30円増し

(18時以降からの勤務者は)………………時給プラス50円増し

(22時以降の勤務時間は)…………………個々時給の25%増し

 

〈交通費について〉

交通費支給設定額………最低金額のルート費用となります。

社用車通勤の方……ガソリン代領収書にて全額支給

指定ガソリンスタンドの場合は、サインのみでOKです。

※基本的に、車・バイク通勤は認めてません。

 

<給与支給日>

給与締め日は、毎月20日で月末支給となります。

 

〈休憩時間について〉

休憩時間は、

実働1日単位で 4時間…………なし

6時間未満……15分

6時間以上……45分

8時間以上……60分となってます。

(休憩場所)

・指定された場所(昼食時は外出可)に限定します

・作業場への飲食の持ち込みは禁止とします

・喫煙は指定された喫煙場所のみとします

・休憩時間外の喫煙休憩は禁止です

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〈休日休暇について〉

(休日休暇日数は)

社員……月8日 他、リフレッシュ休暇……年間9日

有給休暇……年間最大40日(詳細は就業規則によるものとします)

・有給休暇より、リフレッシュ休暇が優先となります

・連続休暇取得制限は、基本的に最大限5日迄とします

(例外事項は、所属上司と相談となります)

 

パート社員…月最低8日以上

有給休暇……年間最大40日(詳細は就業規則によるものとします)

 ・出勤する曜日、日時を限定的に指定して勤務するパート社員の有給休暇取得日は、限定された出勤曜日指定日のみとします。

 

(休み希望願い)について

 給与締め日は、毎月20日で月末支給となりますので、勤務シフトは、21日~翌月20日となります。

翌月度の勤務シフトを10日~15日に作成しますので、翌月度に休日休暇の予定がある方は、毎月10日までに提出してもらいます。

パート社員で、曜日を指定されて出勤している方は、 出勤日交換要請の手当てを各々で相談して頂いた上で、直属上司に報告してもらいます。 

 

・冠婚葬祭や、学校行事等の自己都合の予定がある場合は 「休み希望願い」にて出願してもらいます。

  

 ・基本的に休み希望は、月2回(2日間)迄として頂きます。

・土日祝日は、ひと月の間に、いずれかの日で、最低月2回(2日間)以上出勤していただきます

・年末年始などの繁忙期や、多数の人の休み希望が、重なったときなど、事業の正常な運営を妨げる場合の休日の取得は不可とします。

 

(休日シフト変更願い)について

シフト決定後、急な予定が入りシフト変更を依頼したい場合

・休みを取得したい日の、代替え出勤者を各々で調整し、

「休日特別変更願い」を、所属上司に提出して休みを取得してもらいます。

 

〈当日体調不良などの欠勤願い〉

 

 ・出勤予定時間前までに、各々で代替え出勤者を手当てした旨を所属上司に連絡した上で、緊急な休みを取得してもらいます。(「休日特別変更願い」は後日提出となります)

 ・病気やけがによる欠勤の際、病院の領収書や、診断書の提示を求めることがあります。

・当日欠勤の日を後日、有給休暇・リフレッシュ休暇に当てることはできません。

・病気やけが等により職務継続不可能と見なされる日は、所属上司の判断で早退させることもあります。(このとき「早退願い」を提出してもらいます)

・欠勤する旨の報告は本人が所属上司にします。

(親族・同僚に託すことや、メールでの報告は不可とします)

 

〈シフト作成について〉

・シフト作成者は、基本的に所属長とします。

・勤務シフト作成における人員の配置は、事業の主要行事(会議・繁忙日など)の都合や、作業工程が最優先され、役職者の仕事の都合が最優先で休暇日を当てはめていきます。

 

〈パート社員とアルバイトスタッフの定義〉

パート社員

(社員の補助労働としてシフトに組み込まれる要員です)

・週4日以上の勤務で、会社都合によりシフトが決定されます。

・勤務日数により有給休暇日数を付与します

・契約勤務日数は、基本的に保証されます(自己都合による欠勤は対象外です)

 

アルバイトスタッフ

(パート社員の補助的存在として、シフトに組み込む補助要員です)

・週4日以内の勤務で、出勤できる曜日や日数を指定して勤務する者

・学生など、当社で働くこと以外の私用を優先する方で、席を登録しておき、欠員を埋める役割で出勤する方になります。

(シフトは個人都合が優先されます)

・契約日数は保証されません

・有給休暇付与対象外 となります

では次は、タイムカード打刻について説明します

 

〈タイムカードシステム〉

・就業時間の区切りは、15分単位制となります

・本人が自らタイムカードを打刻します(他人への依頼は禁止です)

・出勤時間とは自分の部署で仕事をスタートする時間です

(「出勤時間前にタイムカードを打刻すればいい」……ということではないということです)

(ゆとりを持って10分前くらいには打刻しましょう)

・時間給就業者(パート社員・アルバイトスタッフ)は、出勤予定時間の15分前以上のタイムカード打刻は、許可が必要になります。

・出勤時は、制服に着替えてからタイムカードを打刻します。

・退勤時・休憩外出時は仕事が終了次第、速やかにタイムカードを打刻します。

 

(タイムカード打刻ミスについて)

・タイムカード打刻を忘れてしまったり、間違えて打刻してしまった場合は、

次回出勤時までに「タイムカード修正申請願い」を所属長の承認印をもらい、店長・副店長まで提出します。

(給与の締め日(20日)迄にその申請がない場合は、計算できる範囲のみの支給となる場合がありますので、必ず自己申請してもらいます)

・タイムカードの出勤・退勤・外出・戻りボタンの操作を誤り、 打刻する項目を間違えた場合、 同時刻の2度打ちはしてはいけません。 速やかに上司に報告し指示を仰いでもらいます。

※タイムカードは、自分のお給料(お金)であることを認識してもらいましょう。

では次は、 残業について説明します。

 

〈残業〉

 ・正社員に限り、月40時間までは認めます。

(1ヶ月単位の変形労働時間制により、月間残業総計で換算します)

・パート社員の1日8時間を越えての就業は、基本的には認めません

 

・契約時間を越えて就業するときは、所属長の許可が必要となります。(タイムカードに許可した日の右欄に所属長許可印を押印します)

・時間外手当ては、1.25%/Hでの支給となります。

 ・作業終了次第、タイムカード打刻の上、速やかに退社させるようにします。

・残業時間中の休憩は認めないようにします。

(残業中、仕事をしていない者は即帰宅させます)

・残業代取得の目的で、作業速度を遅くするなどをして、時間調整する行為は不正行為と見なします。

 

〈遅刻・早退・退社〉

・遅刻・早退となる場合は、事前に所属長へ報告させます

・遅刻・早退・私用外出など就労外の時間の賃金は支給対象外です

・電車など交通機関の遅れの場合、交通機関が発行する遅滞証明書を提出すれば免除とします

・退社時は、所属上司へ”ひとこと”報告のうえ帰宅します

 

〈私物の店内購入ルール〉

特典待遇として 当店の買い物、レジで社員証提示で〇〇%割り引きします  

・店内で私物の買い物する際は、休憩外出時に行います

・レジで社員証提示をすれば、〇〇%引きします

(提示忘れの事後処理は不可になります)

・休憩時に購入したものは、レジバックにレシートを添付して作業場へ持ち込みます

・生鮮品などの自社製造商品を、特別割引価格でスタッフに販売できるのは、大口注文、賞味期限切れ、わけあり商品のみとします。  

その際、所属長は「特別割引許可証」に捺印のうえ、製造ラベルの横に貼付します。  

(不正値引き販売、不正腐食行為等は厳罰対象とします) 

 

〈貸与される制服〉

・それぞれの部署の制服…2枚ずつ

・返却時(退職時)はクリーニング済みで返却してもらいます

 

……など、最低限入社にあたって知っておいてもらいたいことは、入社説明会で説明します。

面接時等にも、質問される項目でありますので、明確にしておいた方がよいでしょう。

入社説明が終わりましたら、店内を案内して自由に見て回ってもらいましょう。

詳しくは「フリー見学ツアー」をご覧ください

 

その他、入社説明に関しては

入社説明〈経営理念〉について

入社式あいさつ文(正社員・パート社員)

入社説明〈職務・賃金〉について

をご覧ください。

 

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