スタッフ募集のポイント

<スタッフ募集するときのチェックポイント>

人財を募集するにあたり、おさえておくべきポイントがあります。

一番大事なことはもちろん、既存スタッフが辞めないことでありますが、やむなく欠員がでてしまったり、新規店舗オープンの際、募集をかけることになります。

 

採用活動をする際は、既存スタッフに、その期間や方法などの告知を必ず行います。

採用活動の大切なポイントは、あらかじめ応募者からの電話の受付や、面接で来店された方の会場案内…などの対応を、すべてのスタッフが丁寧で親切にこなせるように教育しておくことであります。

応募者は、少なからず下記のような不安をもっているものであります。

 

◆採用されるかな~

◆店長や上司、先輩方は恐いかな~

◆人間関係の悪い職場だったら嫌だな~

◆仕事の内容はどんなものなのかな~

◆お店の裏側の雰囲気はどうかな~

◆スタッフの平均年齢はどのあたりだろう……などなど数え上げたらきりがありません。

 

ですから、応募者の受付対応(TEL・来店)は、忙しくてもひと呼吸、丁寧に笑顔で接する」

応募者への第一印象をよくすることを心がけましょう。

応募者は、昨日までも明日からも、当店のお客様であることを忘れないようにして下さい。

 

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<≪募集方法≫の求人媒介は>

・求人雑誌

・ネットの募集サイト

・LINE

・新聞の折り込みチラシ

・ポスティングチラシ

・店内の募集ポスター

・既存スタッフの紹介……などなどいろいろとあります。

 

すべての媒介を、活用するに越したことはないのだが、募集費用も安いものではありませんので、ある程度、的を絞り混んで選択すると良いと思います。

 

学生など若い世代が欲しいのであれば、新聞の折り込みチラシよりは、ネットの募集サイトや、LINEバイト・フリーペーパー……。

シルバー世代が欲しいのであれば、新聞の折り込みチラシや、ポスティングチラシがよいでしょう。

早朝の品だしや、定番の発注業務は、短時間労働でシルバー世代が適しているのではないでしょうか。

獲得したい人物像によって、求人媒介は変わってくるものであります。

 

ひと昔前は、有料の求人雑誌や、新聞の募集欄、新聞の折り込みチラシがメインの時代でありました。

しかし、駅や、コンビニエンス・スーパーマーケットなど、あらゆるところに無料のフリーペーパーがおかれる時代になると、有料の求人雑誌や、新聞の募集欄の影が薄くなりました。

 

パート・アルバイトなら、無料の募集媒体フリーペーパーで充分で、わざわざ、お金を出して募集雑誌を買わなくなり、新聞の部数も年々減っている現状で、若い世代は新聞の必要性を感じなくなって来ている状況です。

 

今や、時代の進化とともに、スマホであらゆる情報が得られるようになり、ネットの募集サイトが幅を聞かせて、多くの人に活用されているのではないでしょうか。

 

そうはいってもシルバー世代は、まだまだアナログな方が多く、スマホを使いこなせる方は少ないと考えられます。

ですから、シルバー世代を獲得するには、まだまだ、新聞の折り込みチラシが適していると思われます。

 しかし新聞は、 「新聞を取っていない家にはには届かない」……というデメリットがあります。

「募集チラシを極力、近隣住宅に、くまなくまきたい」のであれば、ポスティング業者に依頼をする方が良いでしょう。

新聞の折り込みチラシは、同じ部数をまくとすると近隣に配らない分、遠くのエリアまで広がってしまいます。

 

しかし、ポスティングチラシにもデメリットはあります。

新聞の折り込みチラシは、アイデムなどの募集チラシ媒体にあらゆる企業が費用を自分の企業の枠を出し合って、掲載される形になっていますので、掲載枠の費用が安価で済みます。

ポスティングチラシは、単独で印刷して配るため、費用が高くなるのであります。

 

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<募集チラシの掲載内容>

応募者が「働いている自分の姿」のイメージをかきたてる内容が盛り込まれているかどうかが大事であります。

・今回募集することになった理由

・どんな人を求めているか

・こんな店にしたいという思い入れ

・既存スタッフの声(写真付きで)

また、仕事のポイントやコツを紹介するのも良いでしょう。

例えば、

「対面販売は、大声をだし続けているだけでは売れません。 誰か一人のお客様を捕まえて、商品説明をすると人が群がってきます。すると不思議と売れ始めます」 ……などと紹介すると商売の面白さが伝わっていくことがあります。

 

その他は、ごく一般的なこと

・勤務日数

・給与

  (時給)

   (交通費支給の有無)

   (研修時給与の有無)

・職務内容

・採用条件

・待遇項目

・応募方法……などであります。

「採用面接の進め方、採用/不採用通知」を参照

自分達の店をPRするのに、 「高い信頼」「熱い情熱」など、抽象的な言葉でなく、どのように熱いか…のメッセージを伝えたいものです。

また、「月40万円以上も可能」などとアピールするのであれば、どういう風になれば実現できるのか…を掲載するべきですし、「和気あいあい」とは、楽をしておしゃべりをしながら… のことなのか?よくわからない怪しい掲載内容も、多々見受けられます。

このようなことが書かれていても、あまり胸を打たれません!

こんな夢みたいな、現実ばなれしたことをを掲載するより、

「今はこのレベルだけれど、来年にはこうなっていたい」…などと、本当のことを掲載して、

「近い将来みんなでこうなるように築き上げよう」……みたいな方が実際、入社後も一緒に頑張れると思います。

現実ばなれしたいいことを掲載しても、 入社後に「な~んだ!やっぱり嘘か…」と思われると、 「頑張ろう!!」という気持ちも半減してしまうものだと思います。

 

<応募者受付時チェック項目>

応募者から応募の依頼を受けたとき、最低限下記の項目を応募者に聞いてから、店長や、採用担当者へ引き継ぐようにすることが望ましいと思います。

 

<パート社員の場合>

◆「ご希望の部署はございますか?」

◆「ご希望の勤務時間はありますか?」

◆「週何日勤務できますか?」

◆「土日祝日の勤務も可能ですか?」

その他、

外国人の採用に関しては、 外国人登録証明書 在留資格認定証明書 ビザの内容や、パスポートのチェック……などを欠かさないようにします。

 

では次回は、「入社説明次項(賃金・交通費・休日休暇・制服貸与・特典待遇)」について解説します。

 

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