POPとプライスカードの違いをしっかり認識してイメージUPを図る!

POPとプライスカードは何となく「大きさ」で分けているようなところがありますが、厳密に言えば違います。

 

プライスカードは、商品名規格・売価などを知らせるために表示するカード(値札)の事です。

POP商品の特徴使用方法、他の商品と比べて何が違うかなどを説明したりするものです。

文字ばかりでなく、料理のイメージ写真やイラスト、キャッチコピーなどでも商品アピールをします

 

要するに、プライスカードはただ単に価格を知らせるもの、POPは購買意欲を促進させるものなのです。

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そうやって考えると下のような「広告の品」「お買い得品」「おすすめ品」が当たり前のようにタイトルになっていて、商品名と規格に価格だけが表示されているもの……。恐らくこれをPOPと呼んでいるお店が多いと思いますが、厳密に言えばこれは大きなプライスカードということになります。

昔の商店は対面販売でしたので、スタッフがその都度商品説明をして売り込んでいましたが、今はセルフの時代、いつも売場で商品説明しながら売り込みができるとは限りません。スタッフに代わってPOPにその商品説明をしてもらうわけです。

 

ですからPOPは「視角にアピールする販売員」「それぞれの商品の販売担当スタッフ」になります。

 

下のものが本来のPOPと呼ばれるものです。

 

ですからPOPはキャッチコピーが重要になってきます。

このキャッチコピーを考えることがひと仕事で、すんなりとはいかないものです。

キャッチコピーのフレーズがポンポン出てくるように勉強しなければなりません。

 

 

おすすめの教材は下の2点です。

コトPOPを書かなければダメとか、そういう基本的なことより、実践的なことが書かれています

 

キャッチコピーの発想の方法や、たくさんのキャッチコピーの例文もありとてもわかりやすく、現場で働く人の力になってくれると思います。

 

 

「広告の品」「お買い得品」「おすすめ品」だけをキャッチコピーにしている上のようなプライスカードは、POPというのかもしれませんが、価格を目立たせて安く売る場合でも、

「やっとのことで〇〇が入荷しました!今がチャンスです」とか

「〇〇でやっとのことこれだけ手に入りました先着〇〇名様限りです」

「美味しいから初回限定、お試しでこの価格!」とか……など

最低限これくらいの「安く売る理由」をうたったキャッチフレーズを入れてあげるだけでも、お客様の購買意欲を促進するPOPになります。

POPというならば、ただの「広告の品」「お買い得品」「おすすめ品」がキャッチコピーのPOPになってしまうのではなく、面白みのあるPOPにしたいものですね

 

勉強して本気で考えればいろいろと出てくると思います。

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人がモノを買う瞬間は、「いいね~」「美味しそうだね~」の他に、POPのキャッチコピーを読んで「あ~それもそうだね~」と納得したときにおこりやすいものです。何か自分を納得させてくれる売り文句に出会ってしまうと「買っておかなきゃ」という心理になるのです

 

そのようなPOPを作るには、商品の「味」「特性」「最適な使い方」を詳しく知ることから始めなければなりません。

POPを見たお客様が、その商品が気になって手にするように仕向けることができるPOPが作れるよう努力しましょう。

 

このようなキャッチコピーの入ったPOPが店内のいたるところにたくさんあると、それだけでお客様が感じる面白みがアップし、お店のイメージアップになり売り上げも上がります。

 

必死になって身を削って価格訴求するよりは、お客様にワクワク感と面白みを提供して顧客になってもらった方がいいと思いますよ。

長い目で見たら、こちらの方が安定した「売上・利益」が確保でき、順調に伸びていくことのできるお店になるでしょう。

 

お客様の購買心理とPOPのあり方

 

POPの作り方でお店の「売上が上がる・下がる」が左右される!

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