POPの作り方でお店の「売上が上がる・下がる」が左右される!

POPは、お店のイメージを作りあげる大事な媒体ツールです。

間違ったPOPの使い方をすると売上は伸びません。

POPは、その店その店の独創的なお店の雰囲気を作り上げる力があり、POPの使い方ひとつでそのお店の売上を左右してしまうほどの強い力を秘めています。

要するにお店はPOPが命……ということです。

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POPの使い方によるお店のイメージの違い

POPとは……を説明するまでもないと思いますが、

 Point Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)の頭文字を取ったもので、「ポップ」「ピーオーピー」と呼び、「購買地点」のことを指します。お店で主に「商品の価格」などを表示しているものです。お客様が購入を決める地点の広告ツールということです。

 

だからといって、価格だけを指し示すツールかというとそうではありません。

商品の「使い方」や「価値」を説明したり「サービス」や「メリット」をアピールする販売促進のためのツールでもあります。

このPOPの作り方によって、その商品そのものの ”売れ行きが決まる” のはもちろんですが、その集合体となってお店のイメージができあがってしまいます。

 

例えば下のお店はどんなお店のイメージがわいてきますか?

そう!恐らく安いものが多いお店……ではないでしょうか。

 

では下のお店は?

恐らく何か美味しそうなものがありそうなお店……ではないでしょうか。

この2つのお店の違いは、「POPを目立たせている」「商品を目立たせている」かの違いです。

 

どちらがいい悪いではなく、それぞれの販売スタイルによってPOPのあり方を変えるということです。

薄利多売で売上を稼ごうと思ったら上の方式

良い商品を訴求しようと思ったら下の方式をとることをおすすめします。

 

POPの色の使い方

またPOPの色の使い方によっても、お店のイメージを植え付ける強い力があります。

お店にはイメージカラーというものがあると思います。

「赤・黄色」の原色をメインにしたPOPにすると安売りにイメージに、

 

「白・黒・ダークグリーン」などの落ち着いた色を主体にすれば、高級感のあるイメージに、「オレンジや肌色」などの淡い色を主体にすれば温かみのあるイメージに……など色が与えるイメージは大きいものがあります

 

 

 

安売り店では赤・黄色の原色が使われていると思います。高級百貨店では、「赤・黄色」の原色があまり使われてません。

高級百貨店が「赤」や「黄色」の原色を使った、大きなPOPをそこらじゅうにベタベタ貼っていたらどうですか?おかしいですよね。

POPの色もその店に準じた色の使い方をしましょう。POPの色の使い方でお店のイメージができてしまいます。

お店にはそれぞれに業態、コンセプト、テーマ、イメージがあると思います
高級感なのか安さなのか、美しさなのかかわいらしさなのか、カッコよさなのか、開放感なのか、古めかしさなのか

……などなど、それぞれのお店に沿ったPOPの色使いなど、POP作りのルールとフォーマットをしっかり決めておくことが重要です。

 

もしもこれらのPOPの使い方を間違えると、売上を上げるどころか、逆に下げてしまうこともあります。

 

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POPが売上を下げるツールとなるケース

<ケースその1>

良い商品を訴求しようと思っているのに、POPを目立たせたお店にすると、お店のコンセプトとお客様に与えるイメージがズレてしまいますので売上が上がりません。

なぜならば、良い商品を買ってくれるお客様をターゲットにしている商品構成のはずなのに、お客様に与えるイメージが「安売り」になってしまうからです。そうすると狙っているターゲットである「良い商品を買ってくれる客層」は集客できないですし、「安い」のでは……と来てくれた「安さを求めるお客様」は、思うような安い商品がない……というチグハグな集客をしてしまうからです。

 

POPにはお店の「雰囲気」を変えてしまう強い力があるんです

お店のコンセプトに沿ったPOP作りをしないと、POPが売上を下げるツールに変わってしまうことになるのです。

 

お店のコンセプトと一環したイメージのPOP作りを考えていきましょう。

 

<ケース2>

これはディスカウント店によくあるケースなのですが、個々の商品売り場スペースに対してPOPが大きすぎて、商品を隠してしまっているケースです。 POPは価格が目立てばよい……と考えている方は改めたほうがいいと思います。

例えば下のような感じです。

 

これでは商品が見にくくなり売り場を殺し売上を下げてしまいます。

このケースでは商品が見えにくいため、商品を見つけてもらうチャンスロスが発生するからです。

 

いくら価格の安さを前面に出したいから……といっても、これはまったくおすすめできないやり方です。

売場スペースとPOPの大きさなどのトータルバランスを考えていきましょう

お客様の購買心理とPOPのあり方

 

POPとプライスカードの違いをしっかり認識してイメージUPを図る!

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