スーパーマーケット3月「お花見」「行楽」販売促進は?

3月終わり頃から桜が咲き始め、ポカポカと暖かく心地よい日が続きます。

寒さから心も身体も解放され、お花見や行楽に出かけよう……という気持ちになる季節です。

スーパーマーケットとしては、太陽の下で食事を味わう楽しさをいかに強調してあらゆる行楽食材を提供し売上げを確保していかねばなりません。

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お惣菜コーナーの販促             

お惣菜コーナーでは「行楽弁当」で勝負です。

コンビニエンスストアのお弁当に勝るスーパーマーケットならではの付加価値のある行楽弁当をいくつか開発してこの時期限定の「お花見弁当」「行楽弁当」を提供しましょう。

 

行楽は何人かで行くものですから、一人用のお弁当もいいですが、少し大きめのオードブルトレイにエビフライやカットステーキ、やきとりなど豪華盛りだくさんのおかずの詰め合わせを行楽弁当として提案していきます。

その横には「おにぎり」や「ライス単品」を陳列し、またその周りには行楽に合う食材を単品で固め行楽ムードを盛り上げていきます。

そうすることによって相乗効果なのか……それらにつられて通常のお弁当類もいつもより売れ始めます。

 

その他の惣菜コーナーでも、要冷蔵のサラダやサンドイッチ、蕎麦やパスタなども一人用サイズのいろいろなテイストのバリエーションで品揃えをしてお花見・お花見に便乗して相乗効果をねらいます。

 

普段使いのおかず・お弁当類でも行楽に利用したい……と思わせることができれば、予約注文も増えてきます。

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精肉コーナーの販促             

高い売上げを稼ぐことができるのが、バーベキュー食材です。

メインは精肉の焼肉コーナーになるでしょう。

 

「お花見用バーベキューセット」として、オードブルトレイに牛タンを花を咲かせたように中心に盛り付け、和牛の霜降り肉から赤身肉までまんべんなく詰め合わせられたものを中心に、3人前用・5人前用……などの人数表示で提供するのも良いと思います。

焼肉レストランのファミリーセットを参考に味で魅力の「和牛のセット」から、ボリュームが魅力の「輸入牛のセット」その他にも豚肉・鶏肉をいれて価格に魅力のある「三種混合セット」も良いと思います。

 

その他には単品でお好みの「焼肉用アイテム」をチョイスできるようなバイキング形式のアイテムも作り、プラスアルファの売上げを作っていきます。

 

バーベキューはいろんなものを少しずつ食べたい……という気持ちがあります。

一人が食べられる量はだいたい決まっていますので、1品あたりの詰める容量は少なめにして、たくさんの種類を購入できるような品揃えをすると客単価・買上点数が増えます。

特に「ホルモン・内臓類」はプラスアルファで買ってもらえるように、買いやすい容量でたくさんのアイテムの品揃えをします。

何種類もの食材を少しずつ食べられてお腹いっぱいになったほうが楽しみは倍増します。バーベキューは、大勢ですることが多いのでそういう食べ方ができるのです。それがバーベキューの醍醐味でもあります。

 

鮮魚コーナーの販促             

鮮魚コーナーでは海鮮バーベキューコーナーを作ります。

お肉だけのバーベキューより海鮮アイテムがあったほうが、味わいが豊富になります。

お肉だけですと脂っこくなったりタンパクな味だけになりがちですが、海鮮アイテムでお口直しにサッパリとした美味しさが味わえるところが良いと思います。

ホタテ・あさり・さざえ・カキなどの貝類をはじめ、イカを焼肉用にカットして味付けにしたものも良く売れます。

イカの丸焼き用も良いですが、カットしてあったほうが食べたい分だけ小まめに焼けますし、いろいろな味付けを用意してあげればいろんな味が楽しめます。

焼き方のコツをPOPなどでうまく提示し、やってみようかな……という気持ちにさせると売上は倍増します。

 

売上高を稼ぐにはやはり「えび・カニ」の拡販に挑戦することです。

炭火で殻ごと焼いた時の甲殻類の香ばしさは格別です。

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青果コーナーの販促             

バーベキューのときメイン食材にはなれない脇役ですが、絶対に欲しくなるのが野菜のさっぱり感です。

お肉をよりおいしく食べるためにも野菜は欠かせない食材となります。

 

お肉ばかり食べていると味が単調で飽きてきますので、箸休めに少し野菜を食べるとお肉がさらに美味しく味わえるようになるのです。

野菜はメインではないのでそんなに量は食べませんが、これもやはりいろんなものを少しずつ味わえた方が楽しいです。

 

バーベキューで焼いてみたい野菜

トウモロコシ・タマネギ・人参・ピーマン・カボチャは定番ですが、その他にもアスパラガス・しいたけ・エリンギ・ししとう・なす・たけのこなどのバーベキュー用野菜があると味わいが広がりとてもリッチな気分になります。

ミニトマトにベーコンを巻いて串で刺したものも人気メニューのひとつです。

 

バーベキューの参加人数が相当いるのであればこれらすべて袋詰めされたものを買っても余らないと思いますが、数人でバーベキューをする場合は、これだけのバーベキュー野菜をすべて買い揃えるとなると野菜だけでも相当な量になってしまいますので、どれかを断念することになります。

そこでバーベキュー用にカットして詰め合わせをした「野菜のバーベキューセット」があるとうれしいものです。

カットされて焼くだけの状態に下ごしらえされたバーベキュー野菜が、少しずつたくさんの品数でセットになった商品を作ります。

また、焼肉といったら欠かせない「サンチュ」や「サンチュ味噌」も合わせて販売しましょう。

できれば入口入った正面の目立つところにバーベキューコンロなどをディスプレイにして「野菜のバーベキューセット」「サンチュ」を販売するとよく売れますし、入口で野菜のバーベキューセットを手に取るとその後の精肉・鮮魚のコーナーでバーベキュー用の商品を買うことになりますので売上金額が倍増していきます。

 

 

漬物コーナーの販促             

バーベキューをするとさっぱりしたものが欲しくなりますので、そこで食べたくなるのが「漬物」です。

きゅうり・なす・大根などの浅漬けやキムチなどでしょうか。……漬物コーナーまで足を運ばせるのも重要ですが、青果・精肉・鮮魚のバーベキューコーナーに1品・2品クロス販売させて「もう一品買い」を促すのも一つの手だと思います。

けっこう客単価・点数UPにつながります。

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