土用の丑の日の「うなぎ」焼き立て販売計画
土用の丑の日になると有名うなぎ店やデパ地下のうなぎ屋さんには行列ができます。
これはご存知の通り、安くて行列ができているわけではありません。
結構お高い価格でも、ここぞとばかりに美味しいうなぎの需要が高まるのです。
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ですから土用の丑の日は価格の安さを競い合うのではなく、美味しさに満足できるものをいかに販売するかが勝負のカギとなってくるのです。
もし店頭でうなぎを焼きながら販売するスペースがあれば、うなぎを焼きながら販売する計画を練ってみてはいかがでしょうか?
シズル感の演出と焼きたての美味しさでお客様のハートをキャッチしましょう。
焼き立て販売をするうなぎはなんでもいいわけではありません。「国産うなぎ」が良いでしょう。
手間暇かけて「中国産うなぎ」の安いものを売るより、美味しさで需要のある高額な「国産うなぎ」で売上を確保したほうが良いからです。
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昔は「国産うなぎ」といえば「ニホンウナギ」でした。しかし今は「ニホンウナギ」の稚魚が少なくなって「ヨーロッパウナギ」の稚魚を「国産うなぎ」として養殖するようになっています。
「ニホンウナギ」と「ヨーロッパウナギ」とは品種の違いで、食感や美味しさの嗜好に違いがあります。
中国産うなぎは主に「ヨーロッパウナギ」です。
うなぎはどこで養殖したかによって国産か中国産かに変わるだけですので、国産うなぎでも今は「ニホンウナギ」と「ヨーロッパウナギ」の養殖があるのです。
国産うなぎの中でも「ニホンウナギ」は高額になります。
ですからせっかく手間ひまかけて焼き立て販売をするのですから「国産うなぎ」でも、「ニホンウナギ」に限定して焼き立て販売をしても良いかと思います。
うなぎを焼きながら対面販売する際に「国産うなぎ」と「中国産うなぎ」の味の違いや「ニホンウナギ」と「ヨーロッパウナギ」の違いなどを説明しながら売り込むと良いかもしれません。
なぜ高価なのかがわかると人は「買ってみようかな」……という気持ちになることもあるからです。
「中国産の安いうなぎ」はサイドメニューとして要冷の平ケースでセルフで量販し、メインは「国産うなぎ」にしましょう。
「生の国産うなぎ」を仕入れ、販売当日の朝捌いて仕込んでおきます。
焼き立て販売は生から焼くのですが時間がかかりますので、ある程度「白焼き状態」にまでしてストックしておくといいです。
行列ができはじめたらすばやい対応が必要になってきます。その時は「白焼き」にしてストックしたものにタレを付けて「蒲焼き」として焼き上げていきます。
多くの地域が「白焼き」より「蒲焼き」がメインとなると思いますが、「蒲焼き」がメインの地域でも中には「白焼き」が食べたい……という方もいらっしゃいます。その時は焼きたての「白焼き」を提供しましょう。
そして肝心なのがタレです。
業務用のうなぎのたれを仕入れるよりは、自分たちの秘伝のタレを作りましょう。
うなぎの頭や骨を焼いてダシに使うと美味しくなります。
タレと山椒の付け合せは価格をおしまずに美味しいものを提供しましょう。
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