新聞折り込みチラシを有効に活用する方法
新聞折り込みの効果が下がってきているのでは……と感じていませんか?
昨今では新聞を取る家庭が年々減ってきています。新聞の普及率が80%くらいのあった頃であればお店まわりの世帯に80%の割合で折り込みチラシが届いていましたが、新聞の普及率が50%くらいとなった現状では、お店まわりの世帯の半分くらいにしかチラシが届いていないことになります。
単純に考えて1次商圏である近隣世帯に「10」配布されてたものが新聞の普及率が下がると共に、近隣世帯には「5」しか配布されなくなった……ということです。
ですから何年も前と変わらぬ同じ枚数を印刷して配布するということは、残りの「5」はただ単に2次商圏・3次商圏に回り配布エリアがスライドし広がってしまっているか……捨てられているか……になります。
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配布エリア・枚数の再検討
中小規模のスーパーマーケットであれば、各店舗それぞれの売上高の85%〜95%はお店まわり徒歩で10~15分圏内の距離にある1次商圏の近隣世帯の購買行動で作られています。
今や都心や住宅地ではスーパーマーケットがオーバーストア状態です。ちょっと行けば大手スーパーマーケットから地元の中小スーパーマーケットがあちこちにある状態です。恐らく自分の家の近くのスーパーマーケットを通り越して大手スーパーマーケットに行くことはあっても、わざわざ遠くの中小スーパーマーケットまで行くことはなかなかないと思います。
ですから2次商圏・3次商圏に配布する枚数が多すぎはしないか、再検討する余地があるのではないか……と思います。
1次商圏に配布される部数は以前に比べて間違いなく減っています。
何年も印刷枚数や配布エリアを見直していない店舗は、現在1次商圏にどれだけ新聞の部数があるかを再確認し、その部数の70%〜80%くらいと見て印刷枚数を決定しても効果は十分です。
もしかしたら印刷費用と折り込み費用が削れるかもしれませんよ!
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チラシ内容の再検討
新聞を取っている世帯は40歳以上で年収所得が高い世帯に集約されてきているようですので、そういう方に向けたようなチラシ内容に変えていった方が効果があると思います。
40歳代からは子供も独り立ちするようになり、時間とお金に多少なりとも余裕が出てきます。そうなると価格の安さよりも「美味しいものや自分の楽しみのためのチラシ」また「知識や情報が詰まったチラシ」に興味がシフトされている傾向が見られるようです。
昔っからある日替わり目玉商品を全面に打ち出したチラシより、美味しいものを紹介するフェアやイベントを大々的に打ち出したチラシや、なぜこの商品が美味しいのかの説明がわかりやすく書かれたチラシをメインにする方が興味をそそり良いかもしれませんね!
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